最近宝塚沼。

最近宝塚沼に、膝までつかりました。 おじさまの、おじさまによる、おじさまのための宝塚備忘録的な楽しみ方ブログです。

東京宝塚劇場、周辺散策。【夜VER】

住んでいる場所の関係上、どうしても宝塚市にある宝塚大劇場に行きにくく(言い訳)日々、出没場所は東京都、日比谷にある東京宝塚劇場だったりする。近隣にはお洒落な建物が多く、私の様な田舎者はいつもドキドキしながら周辺を探索するのだ。


そんな私でも夜の闇に紛れれば、イルミネーションが多いこともあり、気軽にお散歩できたりする。


推しの色になるまで待ってみたりもする。完全に男子禁制、といった訳でもなく、私の様なおじ様にもとっても優しい空間だ。



撮影日は、2022年のクリスマスイルミネーションの真っ最中。劇場内のツリーも、イベント、または四季折々の装飾がされて、とても美しい。



イルミネーションは美しい。それが劇場とコラボすれば美しさは無限になる。
あ、目的地に着いたようだ。



昼にはない、照明に照らされた表情。かっこいい。さすが宝塚。



このリボン?シャンシャン的な?飾りが特徴的。う〜ん。はやく村デビューを果たしたくもあります。行きたい、宝塚大劇場に。



入場時、多くの人たちで賑わう、光り輝くゲート。ちょっぴり光を抑えめに撮影。



聖地の中の聖域の一つ、Chanter。中にあるキャトルレーヴは、品揃えはもちろん、刺さりまくるグッズが目白押し。あ!扇子買わなきゃいけない!!


ソワレ後に、お買い物に、お散歩に。
夢の街、ウィーンにもよく似た、夢の場所、東京宝塚劇場
おすすめです。

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宝塚歌劇をお家で楽しむ。

「スカイステージ登録したい。」
何度そう思った事だろう。何を隠そう、私の住んでいるマンションは社宅の為に「スカパー!」「JCOM」「ケーブルテレビ」の類が通っていないらしい。口惜しい。
https://www.tca-pictures.net/skystage/←こちらのホームページを見ながらいつも

「あ、ひとこちゃんがでるっ!」とか「推しの組の特集だ〜〜!」など想いをはせながら、相方(私を沼に引きずり込んだ張本人)と宝塚について粛々と語り明かすのだが。そんなスカイステージはぐれ組の私たちには、そう、ブルーレイディスクというつよ〜い味方がいるのだ。

好きな演目、ショーを何回も見ることはもちろん、ピッピッピッと必殺技「一時停止」が可能なのだ。(当たり前だが)しかも自宅なので、うん。飲むこともできるのだ。それだけではなく、カタログ片手に観覧できるので、誰が何を話しているのまでわかる!これは研2の私には素直に嬉しい。


写真は東京宝塚劇場近くのホテルでランチした時のやつ。かっこいいギャルソンがビールを注いでくれるのだ!ちなみにこのビール、私の地元の地ビールだった、う〜ん、なんか不思議な気持ち。あんな田舎なのに。おっと、話を戻して。

ワインを飲みながら、おつまみを作りながら、宝塚を観るという禁断の領域。罪深すぎて涙が出る。名作「ヴェネチアの紋章」ではアルヴィーゼ【彩風咲奈】とマルコ【綾凰華】が腕を組んで乾杯したと同時に、「よし、ワイン飲もう」となるし、蒼穹の昴ではスタートから「よし、紹興酒を飲もう」となる。宙組のアクアヴィーテ‼︎では「ウイスキー」一択だ!そう、演目とともに飲みたいお酒が変わるのだ。マインドコントロール恐るべし。

そんな私は「いつかはスカイステージ!」と夢見ながら、今日も大好きな宝塚を見つつ、お酒を飲み続けるのだった。

 




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子供の宝塚感。

前提として、宝塚歌劇は全年齢が観劇できる!という流れだとして。


私の息子は、宝塚にかなり染まっているのです。相方のDVDオール以外にも、例えば朝食の「昨日のあがせんさー」とか「きわちゃんが・・・」とか「●●●の●●は。。。」とか

とにかく宝塚雑談が多い中。
昨日不意に私にこう言ったのよ。

『さきにゃって、なかなかスタイルいいよね!』、

おい。

言っていいことと悪い事あるぞ。
身長140センチメートルの人間が言っていいことではないぞ。

f:id:weblife:20230130074442j:image


大胆不敵な、息子の上から発言。相方は「お前がいうな笑笑」な感じでしたが。その後センセーショナルを観てやはり彩風咲奈のヤバさ(足の長さ)をひしひしと感じ


息子よ、カルシウムと納豆を(咲奈様曰く)食べないと、ダメだぞ!だと言うしかない、ダメダメな自分に気付かされた日曜日になったのでした。

それにしても彩風咲奈様。ダルマ衣装のオデッセイ。マジで凄すぎる。足の長さと攻撃力が・・・笑

こんな平凡な毎日を過ごしつつ。早く雪組の次のショーを見たい筆者なのでした。

・・ボニクラ早く見たい。

あーさのストルーエンセ、仕事で行けないの切腹ものです。

しくしく。


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宙組【High&Low】これは私の宝塚感を変えた。潤花さんすごい。

まさに男の世界。いや漢の世界と言うべきか。
混沌とした暴力が支配する街をバイオレンスで駆け抜ける喧嘩シーンが若干多めのこのショー、High&Lowは私の宝塚に感じていた印象をガラリと変える作品となった。(その後星組のディミトリ、雪組蒼穹の昴などでもとに戻ってしまったが)

それもそのはず。男前なトップスター、真風涼帆さんがライダースジャケットを身にまとい「クールなオラオラ系」を演じるその世界は、世界線の若干違う娘役トップスター潤花さんとコラボすることで、さらに見るもの全てを不思議の国に誘ってくれるのだ。
この不思議の国が、私の観覧してきた宝塚作品の中でも特に異色を放つ、個性的な「漢の世界」を演出してくれるのだ。


個人的な推しは、スモーキー役を演じた桜木みなとさんだが、やはりこの世界観は間違いなく、潤花さんが作り出したものではなかろうか。と思っている。なんの脈絡もなくいきなり登場し、様々な男たちの話題の中心に常にいて、登場とともについ目が行ってしまう、不思議の国の住人。いや女王か。この引きつけ力は、雪組時代からあまり変わっていないと私の周りは言う。

すごい!この天然力で、強豪ひしめく宝塚のトップ娘役街道をひた走ってきたとは。たしかに素晴らしいダンス、華やかな見た目、目を引く要素は多々ある。トップ娘役になる訳もうなずける。しかしそれ以上に、ステージに出たと思いきや、みんなが何故か「クスッ」と笑ってしまうこの力。ニカの実の能力者(ル●ィ)でしょうか?このようなバイオレンス作品にそういった要素を盛り込めるなんて、何て素晴らしいんだろう。



特に最後の一言。亡くなってしまってからの一言。そう、この一言。美しき思い出の場所のような所で、コブラの前にスッと現れ?

「でちゃった (笑)」パワーワードすぎる!これは真風さんでなくとも、いや、さっき●んだばかりだろ!と突っ込みたくなる、秀逸な言葉だ。アドリブですよね?とも思ったがそれら全てを含めて、あの感動的なシーンで人を笑わすことができる。これには本当にカルチャーショックを受けた。(良い意味で)

宙組、High&Lowはいつも私を惑わせる。シリアス、お笑い、伝統的、バイオレンス、等のような言葉が当てはまらない、とても個性的で衝撃的な作品だ。(潤花さんが。)

 





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雪組【夢介千両みやげ】について 〜其の壱〜

夢助千両みやげ、著者山手樹一郎さんによる千両をもって道楽修行をするという、現代ではまるで夢のようなお話。おそらく「和物」に属していて、それは宝塚では雪組の専売特許。私はこの作品を見たとき、シンプル「もっと優しくならなきゃ。」と思った。令和である現在、コロナ禍も含め様々な暗いニュースが飛び交う中、それでも!優しくならなければならない時がある。この物語はその核心、人の優しさに触れることができる宝塚Revivalがあればこそ実現した、とても優しい世界観のある、物語だ。

私の大好きな雪組の中でも特に足がなが〜〜〜〜〜〜〜〜いトップスター彩風咲奈。彩風さんが出るだけで、私は常にその足、いや姿を目で追ってしまうのだが。今回は和服。股下はお預け。う〜ん残念。しかし、その立ち振舞や目の鋭さは、常に睨んでほしくなる、見る人べてをM属性にしてしまう何かを持っている。おっと、言いたいことはそこじゃない。。。

主人公、夢介が大きな心で様々な女性を、いや男性に至るまで自らのファンにしていくその舞台劇に、現代、小さなことですぐイライラしてしまう自分自身を律することができる、貴重な宝塚劇なのだ。誰も死なないし(笑)シリアスな部分がほぼない、チャンバラや喧嘩はあるが全くもって終始笑顔で終わることができる、とてもすばらしいお話で完結している。石田先生の劇化技量、本当に素晴らしく思った。

また、美しすぎる朝美絢が演じる伊勢屋の放蕩息子、総太郎さんの名演技も見逃せない。
「なんせこの顔この技量。モテてモテてしょうがない。」
・・・言えます?この一言。
言えない。言えるのは彼女だけとは、さきにゃの談。私も心からそう思う。登場シーンから、改心?するその時まで、ひと時も見逃せない。それがあーさだ。うん。


因みに私の息子(現在11歳)が、すでにsensationalの冒頭の歌を「せんせ〜〜〜えしょな〜〜〜〜あ〜〜〜〜〜〜っ」と調子はずれに歌う、良い意味でかわいい進化を見せて来ているのだが(ル・ポアゾンもまれに歌う)そんな彼は夢介千両土産、物語のはじめに、さきにゃが挨拶時に「西も東もわからない若輩者でござんすが」と言われるのですが、そこに言及。さきにゃって、西も東もわからないの????と爆弾発言を。

・・・そんなわけないだろと思いつつ、自分の子の素直な成長を喜んだ楽しいワンシーンがあった。(完全に蛇足。)

夢介千両土産については書きたいことが多すぎて、其の弐を書いてみたいと思う。
自分の持つ優しさに気づきたい時の歌劇は、しばらく「夢介千両みやげ」に尽きるだろう。この劇のお陰で、今日も明日も優しく?入れる気がする。ちなみに目を瞑った招き猫。超連写でGET(笑)



本当に毎日が優しくなれている気がするのは『夢介千両みやげ』のお陰だ。
ありがとう。。。



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星組JaguarBeatの野性的な熱狂。

ずーっと雪組を見て育ってきた研一の頃。私はある日こう言われたのだ。
「ちょっと偏った宝塚感を持ってしまいそうなので他の組も見た方が良い。」
・・・いやいや、雪で育てたのは君だろ!と思いつつ、宙組の美しきヤンキードラマに続いて観劇したのが、素晴らしい「ディミトリ」とそのショー「JaguarBeat」。ここではそのショー、JaguarBeatに対して感じた所見を書いて、備忘録として残しておきたい。

前評判として。私の生存場所の関係上、宝塚大劇場での観劇は難しく、東京大劇場が私の主戦場となる。日々、隙があればキャトルや日比谷ミッドタウンに出没し、謎に劇場周りをうろつく半不審者になりつつも、今日もインターネットの力を借りて情報収集に力を惜しまない。その中でこの星組の伝説のトン●キショー、JaguarBeat。実は様々な噂が絶えないのだ。

「高熱のでた日に見る悪夢」とか「ビッビッビッしか印象に残らない」とか・・・どんな内容のショーなのか。はじめて見る星組のショーはどんなに素晴らしいのか。礼真琴さん、せおっち、ありちゃん、極美慎様←推し、など様々な魅力的な面々がひしめく星組。人生初の生ト●チキショーを、1月2日、1年の初日に!(ありがとう!!!)感じることができるなんて!ありがたすぎるっ。

で、「ディミトリ」。今年一番泣いた。(今年一発目ですが。。。)書きたいことが多すぎるので、コレは別回で。肝心なJaguarBeat。これよこれ。


おお!このどセンターな写真を一度でもいいから撮ってみたかったのよ!宝塚友の会様、ありがとうございますっっっっ。。

で、この何層にも張り巡らされた電装。エネルギー問題など、どこ吹く風。そんな最高なショーは、想像を超えるインパクトを私に埋め込んだ。


・・・一体何処がトンチキなのだろう。かっこよすぎない?ジャガーの咆哮、でかくない?イエモンの曲(多分Rockstar)も色気230%ぐらいでてて良くない?極美慎かっこよくない?というか時短すぎてもう終わったんですけど!といった解釈。うん。あっという間。確かに何を言いたいかわからなかったし。ごちゃごちゃしてた。けど、本当に爽快。野生のエナジーをロックに混ぜ合わせた、まさにJaguarBeat。コレはまさに、死ぬまでに一度は見るべきショーだと私は思う。うん。もう一度見たい。

ちなみに生まれてはじめてのお正月一発目の観劇。本当に感激もので、ショーが終わったあとにスタンディングオベーションまでの空気感、一年を始めるにあたってコレほどモチベーションが上がることがあるのだろうか。と深く全てに感謝を。。。劇場のパワーって本当すごい。近年、コロナのせいで悲しみも多いが(相方が最前列を流してしまい悲しみに暮れていました)、一日も早くまた昔の状態に戻って欲しいと切に願う。それは何故か。

客席に降りてくる(降臨してくれる)ジェンヌさんを見てみたい!!!!!!!と言う邪な考えがあるのだ。だって。SUPERVOYAGERの望海風斗様とか。真彩希帆様とか。彩凪翔様とか咲奈ちゃんとか。きりがないが、かっこよすぎる。私もあの感動をスカステやDVD以外で感じたい!と日々悶々と妄想してるのだ。

話をまとめて、星組が織りなす奇跡のショー「JaguarBeat」は、一言でいうと野生と熱狂。ワイルドな世界観をスピード感あふれるビートで綴りあげた珠玉の作品だ。関東と関西でのそれぞれの受け方に違いはあるものの。心に深く刺さる作品としての完成度はまさに異次元。大千秋楽、2023年2月12日のその日まで。熱狂に溢れる、野性的なショーは続く。うーーーーん、もう一度見たいっ。

和希そら✗朝月希和 がイイ!

そらくんと希和さんのミュージックサロン。希和さん、涙の卒業の後に見てしまった。雪組ぴよぴよ御曹司こと、縣千さんと共に行われた、御三方によるアットホームで可愛いミュージックサロンは、研2の私にとって様々な気づきを与えてくれた。企画者の方、ほんと〜うに、ありがとうございます!ご馳走様です!!

 

この2名の掛け合いがこんなにおじさんに刺さるとは!勝手にお姉様キャラかと思っていた希和さんが、同期のイケメンそらくんと絡むと、まさかのドジっ子お嬢様に大変身。しかも心配性属性付き。おいおい、マジかい。(イイ!)と思いつつも、歌となるとスーパー宝塚ジェンヌに大変身。流石現役娘役トップ。

 

ぴよぴよの可愛い絡みもほんわかし、2人のエピソードも秀逸。(ネタバレ無し)しかし縣千くんはやはりダンスだなぁ。ダンスに於けるパフォーマンスは、ダイナミックで本当好きなんだよなぁ。うんうん。ちなみに蒼穹の昴のラスト大階段で、ステージから捌ける時に目が合った気がしてからというものの、いや。直接的な笑顔をもらってからというものの?一気に縣千好きになりました。ジェンヌの視線、恐るべし。

 

話を戻して、希和andそら。この2人が輩出された96期は、色々と揉めた出来事があったようでして。私を塚沼に引きずり込んだ相方によると、なかなかハードないじ●問題等があったらしく。その様な中でも育まれる、美しき舞台に、ジェンヌさん達の頑張りとファンの大きな支えを感じた。これが宝塚なのか。うんうん。

 

朝月希和さよならショー、sensationalのシーンで希和さんに向かって指を刺すそらくん。ここに痺れた人も多いはず。同期の絆を感じる視線に、早くスカステで放送されないかなぁ。と日々想いを募らせつつ。「恐らく一年後くらいだよー」と言う相方の情報に心が重くなってしまったりして。

 

希和、逆から読んだら和希。こんな小さな発見からも、うおおおおおおお!とか思ってしまうぐらい沼に浸かっているこの状況を少しでも楽しみつつ。今日もモニターに向かって熱い、いや、暑苦しい視線を送っている今日この頃なのでした。

お正月も終わり。良い年でありますように。

東京大劇場のお花、お正月VER