最近宝塚沼。

最近宝塚沼に、膝までつかりました。 おじさまの、おじさまによる、おじさまのための宝塚備忘録的な楽しみ方ブログです。

星組JaguarBeatの野性的な熱狂。

ずーっと雪組を見て育ってきた研一の頃。私はある日こう言われたのだ。
「ちょっと偏った宝塚感を持ってしまいそうなので他の組も見た方が良い。」
・・・いやいや、雪で育てたのは君だろ!と思いつつ、宙組の美しきヤンキードラマに続いて観劇したのが、素晴らしい「ディミトリ」とそのショー「JaguarBeat」。ここではそのショー、JaguarBeatに対して感じた所見を書いて、備忘録として残しておきたい。

前評判として。私の生存場所の関係上、宝塚大劇場での観劇は難しく、東京大劇場が私の主戦場となる。日々、隙があればキャトルや日比谷ミッドタウンに出没し、謎に劇場周りをうろつく半不審者になりつつも、今日もインターネットの力を借りて情報収集に力を惜しまない。その中でこの星組の伝説のトン●キショー、JaguarBeat。実は様々な噂が絶えないのだ。

「高熱のでた日に見る悪夢」とか「ビッビッビッしか印象に残らない」とか・・・どんな内容のショーなのか。はじめて見る星組のショーはどんなに素晴らしいのか。礼真琴さん、せおっち、ありちゃん、極美慎様←推し、など様々な魅力的な面々がひしめく星組。人生初の生ト●チキショーを、1月2日、1年の初日に!(ありがとう!!!)感じることができるなんて!ありがたすぎるっ。

で、「ディミトリ」。今年一番泣いた。(今年一発目ですが。。。)書きたいことが多すぎるので、コレは別回で。肝心なJaguarBeat。これよこれ。


おお!このどセンターな写真を一度でもいいから撮ってみたかったのよ!宝塚友の会様、ありがとうございますっっっっ。。

で、この何層にも張り巡らされた電装。エネルギー問題など、どこ吹く風。そんな最高なショーは、想像を超えるインパクトを私に埋め込んだ。


・・・一体何処がトンチキなのだろう。かっこよすぎない?ジャガーの咆哮、でかくない?イエモンの曲(多分Rockstar)も色気230%ぐらいでてて良くない?極美慎かっこよくない?というか時短すぎてもう終わったんですけど!といった解釈。うん。あっという間。確かに何を言いたいかわからなかったし。ごちゃごちゃしてた。けど、本当に爽快。野生のエナジーをロックに混ぜ合わせた、まさにJaguarBeat。コレはまさに、死ぬまでに一度は見るべきショーだと私は思う。うん。もう一度見たい。

ちなみに生まれてはじめてのお正月一発目の観劇。本当に感激もので、ショーが終わったあとにスタンディングオベーションまでの空気感、一年を始めるにあたってコレほどモチベーションが上がることがあるのだろうか。と深く全てに感謝を。。。劇場のパワーって本当すごい。近年、コロナのせいで悲しみも多いが(相方が最前列を流してしまい悲しみに暮れていました)、一日も早くまた昔の状態に戻って欲しいと切に願う。それは何故か。

客席に降りてくる(降臨してくれる)ジェンヌさんを見てみたい!!!!!!!と言う邪な考えがあるのだ。だって。SUPERVOYAGERの望海風斗様とか。真彩希帆様とか。彩凪翔様とか咲奈ちゃんとか。きりがないが、かっこよすぎる。私もあの感動をスカステやDVD以外で感じたい!と日々悶々と妄想してるのだ。

話をまとめて、星組が織りなす奇跡のショー「JaguarBeat」は、一言でいうと野生と熱狂。ワイルドな世界観をスピード感あふれるビートで綴りあげた珠玉の作品だ。関東と関西でのそれぞれの受け方に違いはあるものの。心に深く刺さる作品としての完成度はまさに異次元。大千秋楽、2023年2月12日のその日まで。熱狂に溢れる、野性的なショーは続く。うーーーーん、もう一度見たいっ。